深夜の独り言 2008 年 3 月(2008/3/1 - 2008/3/31)

2008 年 3 月 1 日(土)
 8:00 過ぎに起動。
 「心霊狩/GHOST HOUND」Vol.1 観賞。WOWOW で放映中の士郎正宗原作のアニメ。“魂抜け(たまぬけ)”によって“幽世(かくりょ)”と行ったり来たり出来る 3 人の少年と、“幽世”を視る事ができる 1 人の少女の物語。話数が進むと色々事件が起きてくるみたいだが、基本的には心にトラウマを抱えた少年達がトラウマを乗り越え成長していく姿を描くもの、らしい。WOWOW 観れてないからよくわからん(笑)。
 絵的には非常にナチュラルで癖が無い。特にキャラクターの印象が“幼い”。“士郎正宗”的な絵が好きな人にはちと物足りないかもしれない。個人的には逆にこの手の絵にはやや抵抗を感じるんだよなぁ。特に女の子のキャラが...。とりあえず Vol.1 で 3 話だけしか見てないけど、雰囲気は悪く無い。ただ、3 話目あたりを見ると、話数が進むと話の展開がやや俗っぽくなってしまいそうな予感がして不安。
 昼過ぎからお出かけ。新宿御苑へ。梅は満開をやや過ぎてた感じ。桜は、早咲きのカンザクラがほぼ満開。写真だが、なんかちょっと自分的に満足いくのが取れなかったので公開するかどうかは未定(苦笑)。
 閉園間際に脱出。なんか門のところで高校生カップルが揉めてる様子。よく聞き取れなかったが「入れないじゃん」「はいってどうする?」「入りたい」「出れなくなるよ」みたいな会話。よくわからんが痴話喧嘩なら他所でやれ(苦笑)。
 17:30 過ぎから力酔で呑み。今日も大繁盛でカウンターまで満員御礼。23:00 頃まで呑んで、久々に電車で帰宅。

2008 年 3 月 2 日(日)
 昼からお出かけ。サンクスで、15 日のドリームマッチのチケット引き取り。
 近所のシネコンで「ジャンパー」観賞。ある日突然好きな時に好きな場所へ瞬間に移動出来るテレポーテーション能力を得た少年が好き放題して、そうゆう能力を持った者達を狩る組織に狙われ、逃げ回ったり闘ったりするお話。かなり端折ってるかもしれないが、まあそうゆうお話だし、それ以上何も語るべきものがない(苦笑)。
 好きな時に好きな場所へ、といっても制限はあり、行く先は写真で見たり実際に行ったりして見た事がある場所に限られる。“ジャンプ”すると空間に“裂け目”が出来、それがしばらく残るので、それを見つけられると敵に後を追ってこられてしまうし、敵には“裂け目”を固定する装置まである。“裂け目”はいいとして、その装置はなんとなく反則な気が(苦笑)。
 “ジャンプ”によって生じる現象や映像効果はまあまあ面白いが、そのジャンプも敵との闘いのシーンではあまりにも頻繁に繰り返し使うのでめまぐるしくて何が起きてるか分かりづらいのが難点。ストーリーだが、こちらもいまいち。なんせ主人公には感情移入できない。だって、能力を得て最初にやっちゃったのが銀行強盗だもの(苦笑)。たぶん誰しも考える事だろうが実際に実行に移すかどうかというと...。普通は良心の呵責を感じるだろうし、やるにしても躊躇いや葛藤があるはずだが、この主人公にはそれがない。冒頭で主人公がモノローグで語った「前に進む」ってそうゆう事!? その後も能力使ってやりたい放題。敵が出て来て「報いを受けずに済むと思ったのか?」と言った時には、心の中で「そうだそうだ!」と思ちゃったよ(笑)。敵は中世の時代から“ジャンパー”を狩ってきた宗教集団らしい。好きな時に好きな場所へ移動出来る力は神のみに許された力だから、という理由らしい。彼らのやり口は“ジャンパー”自身だけでなく周囲の関係者まで殺してしまうという非道さ。まあ、やりすぎだとは思うが主人公もやりすぎだよね。心情的にどっちにも肩入れ出来ない中途半端さ。
 で、ラストも、「え、それでいいの?」って感じで、何にも解決してない気がする中途半端さ。続編でも作る気なんだろうか? 止めておいた方が無難だと思うなぁ。
 床屋に行って髪を切ってさっぱり。
 スーパーで苺を買って来て GODIVA のチョコレートリキュールをかけて食べた。うまうま。その後、お皿ペロペロ舐めちゃった(笑)。
 あれ? 「ジャンパー」って本来は 3/7 公開だったのか。今日は先行だったのか。気付いてなかった。

2008 年 3 月 3 日(月)
 駅の書店で、 という本をゲッチュして帰宅。
 この本、GREE での知り合いの方が日記で紹介していて面白そうだったので買ってみた。B 型人間の性格や行動パターンや思考パターン等がチェックボックス付きの箇条書きで羅列されている。自分の事を上手く説明出来ない B 型の人、B 型人間の事をもっと知りたい人に向けた、B 型人間の取り扱い説明書。
みたいな、自分を B 型的人間だと自覚してる人なら「そうそう、そうなんだよ!」とか「あるある、そうゆう事」といった事が、1 ページに数項目 100 ページ程にわたって書かれている。読んでると当てはまるものが沢山あって、思わずニヤニヤしてしまう。もちろん当てはまらない事も沢山あるが、それはそれ(笑)。
 血液型が性格や人格形成にどれだけ影響しているのかよくわからないが、DNA による先天的な要素もゼロであるとは思えないし血液型も DNA で決まるのならば、性格と血液型の間になにかしらの統計的な相関関係(因果関係ではない)を見い出せたとしても不思議ではない気がする。

2008 年 3 月 5 日(水)
 朝。駅の書店で、 をゲッチュ。
 で、その本屋で嫌な事が。会計待ちの列を無視してレジに雑誌を持って来たオヤジ。そして並んでる次の人(ワシだが)を一瞬見たものの、そのままオヤジの会計処理始めちゃった店員。どっちにも腹が立ったが、特に店員のほうにムカついた。オヤジまでやや距離があったので私も「並んでるんだけど」と言うタイミングを逸し...。もう朝から最悪な気分に。
 今日はまだ水曜日なんだよなぁ。先週から(というか 2 月頭ぐらいから)バタバタ系の目が回るような忙しさが続いてる。仕事量が多くても 1 つの事に集中出来れば長時間でもそんなに疲れないのだが、軽い仕事でも複数の事をほぼ同時進行でこなさないといけないと短時間でも精神的にヘトヘトになってしまう。
 もう今週は電池切れだお〜〜。しかし、金曜日には出張も控えていたりして、もう嫌ん(汗)。
 帰りがけに寄った自宅近くのコンビニで会社の新人の女の子に声をかけられた。しかし、普段会社じゃあまり話さないし私服で雰囲気も変わってたので、「おつかれさまですー」と言われるまで誰だかわかんなかった(苦笑)。近くに住んでるような話は以前聞いたような気がするが、会社外で遭遇したのは初めて。あー、びっくりした。
 にしても、特に見られて困る事してる訳でもないのに社外で偶然会社の人間に出会うと焦ってしまうのは何故だろう?

2008 年 3 月 6 日(木)
 今日は打ち合わせの予定が全く無い日。ということで、ようやく自分の作業に集中できるなぁ、と思っていたら、やっぱりというか何と言うか、打ち合わせが 2 つ程入ったり。仕事進まねー。
 駅の書店で、 をゲッチュして帰宅。

2008 年 3 月 7 日(金)
 5:00 起床。支度して 6:00 過ぎ出発。東京駅から「はやて」で仙台へ。仙台駅で同行する同僚達と合流。仙台駅から地下鉄とタクシーを乗り継いで 1 時間弱。11:00 過ぎ、目的地到着。
 昼飯と休憩を挟みつつ、17:00 過ぎまで打ち合わせ。しんど。
 19:00 前に仙台駅まで戻ってきて解散。みんな牛タンを喰いに仙台の街に消えて行った。わしは、こまちに乗って秋田へ。
 22:30 実家着。外気温 -2 ℃とか言ってたけど、そんなに寒いようには感じない。温かい訳でもないけど室内は暖房無しでも別に震える程じゃあない。お茶飲んで一息ついた後、ばたんきゅー。

2008 年 3 月 8 日(土)
 昼過ぎにスーパーに買い物に出かけただけで、後は何をするでもなくゴロゴロ。

2008 年 3 月 9 日(日)
 午前。2 ヶ月遅れの母親の一周忌法要。と言っても、特別誰かを呼んだ訳でもなく来客も無く。形だけ。家でお経をあげてもらってお寺の本堂に言って和尚と世間話を少し。三回忌はちゃんとやらないとねー、とか。
 昼。横手駅前の「ふじわら」で、横手やきそば。その後、大曲経由でこまちに乗って一路東京へ。帰省シーズンでも観光シーズンでもないのに、こまちは意外と混んでた。

2008 年 3 月 13 日(木)
 駅の書店で、 をゲッチュして帰宅。

2008 年 3 月 15 日(土)
 9:00 起動。10:00 過ぎにでっぱつして、12:00 ちょい前に有明コロシアム到着。そのまま入場の列へ。「ドリームマッチ 2008 〜伝説の女王たち〜」




 入場は西側からで席は東側。かなりぐるっと回らせられた。S 席ってどんな席かいな、と思ったらなんとゆーか駅のホームのベンチみたいなアレ。こうゆう大きいスタジアムとか入ったのは初めてなのだが、野球やサッカーのスタジアムも同じなんだろうな。背中や尻が痛くなりそうなので着てたジャケットを畳んでクッション代わりに。
 第一戦目は、伊達 v.s. ナブラチロワの、8 ゲーム先取&タイブレーク 10 ポイント制。前半は伊達ペースで 6 ゲーム連取。その後ナブラチロワもリズムに乗って来て挽回。2 人とも球速控えめでスローな展開。でも、応酬する球種は変化に富んでいた。現役を引退して長いとは言えその辺はやっぱり元プロ。特にナブラチロワは緩急や変化の付け方が上手い。また、ナブラチロワは観客を喜ばせるパフォーマンスも上手い。プレーの合間にツボを心得たジェスチャーなどで観客を笑わせたり、さすがの余裕と貫禄。ゲームの結果は、8-6 で伊達。
 第二戦目は、グラフ v.s. ナブラチロワ。同じく 8 ゲーム先取&タイブレーク 10 ポイント制。一戦目と違い、球速は速く走る量も多くなった。全盛期程ではないが、グラフのストロークは速くて鋭い。対するナブラチロワは変化をつけた返しでグラフを走らせたり。グラフもナブラチロワ程ではないが、ちょっとしたパフォーマンスで観客を笑わせたりもしていた。両者ともアスリートであると同時にすばらしいエンターテイナーでもあるんだなと思った。生はこうゆう現場を空気を肌で感じれるのがいいね。展開は両者拮抗。7-7 でタイブレークにもつれこみ 10-5 でグラフが取って 8-7 でグラフが勝利。面白い試合だった。
 最後の三戦目は、グラフ v.s. 伊達。三戦目は通常の3セットマッチ。1 セット目も 2 セット目も伊達ペース。グラフは途中でどこかを痛めたらしく、プレー継続が心配されもしたが、最後までやってくれた。ありがとう、グラフ! 結果は、6-2, 6-3 のストレートで伊達が勝利。
 一戦目の前には、一般素人がグラフのサービスを受けるというコーナーがあり、上手く返せた場合には数回ほどのラリーが続く事もあって「いいなぁ」といった声が客席のあちこちから聞こえていた。私も「いいなぁ」と思った(笑)。一戦目と二戦目のインターバルには、インターネット等で寄せられたグラフへの質問にグラフが答えるというコーナー、二戦目と三戦目のインターバルには、ナブラチロワがジュニアの子達を指導するコーナーがあった。伊達だけ何もせず。一番若いんだから、少しは出てなんかしろー(笑)。
 試合が全部終わって選手達が退場する際、SS 席やコートサイド席にいた人達は出口付近に群がって3人のサインをもらっていた。2 階席より上の人達は柵で下には降りられないようになっていたので、指をくわえて見てるしかなかった。私も 2F の S 席だったので、やっぱり指をくわえて見てただけ(笑)。ちくしょ。そう言えば、SS 席は結構空いてたなぁ。他の席種は満員近くまで埋まってたのに。私がチケットを買ったときは SS 席は売り切れだったのに...。やっぱり、ああゆういい席は“関係者”やスポンサーサイドでかなり押さえられちゃってるもんなのかなぁ。それで空席になってんだからもったいなさすぎ。
 ま、余談はともかく、私的にはグラフ v.s. ナブラチロワの女王対決が観れたのですごく満足。とても楽しい一日だった。
 夜は力酔。ありりんが来ていた。ということで、日付が変わるあたりまで呑み。

2008 年 3 月 16 日(日)
 午前。NTT の回線工事業者の人が来て、フレッツ ADSL の 1.5M から B フレッツへの切り替え。プロバイダ側の切り替えがちょっと昼ぐらいまでかかるらしいので、業者さんが帰ったあと朝飯食って、また昼までちょっと寝てみたり。
 昼から接続設定。と言っても別に特別な事をしたわけでもなく。今まで、モデムと AirMac の間にヤマハのルーターを噛ましていたのだが、それを外してモデムと AirMac を直で繋いだぐらい。ということで、無事ネットに接続。キャンペーン期間中につき 2 ヶ月間は無料らしい。

2008 年 3 月 19 日(水)
 「SF作家アーサー・C・クラークが死去」。合掌。SF は大好きだけど、実はクラーク氏の作品はあまり読んでません。でも、人類の宇宙的進化を描いた「幼年期の終わり」はかなり強く印象と記憶に残ってます。「2001年宇宙の旅」の映画は劇場で見ました。2001年に銀座でリバイバル上映された“新世紀特別版”のほう。原作派読んでません。
 亡くなるまでに地球外生命が見つからなかったのは無念かもしれませんが、きっと肉体から自由になった魂は地球外生命を探して深遠なる大宇宙を飛び回っている事でしょう。そのような氏に対して「ご冥福をお祈りします。」という言葉は無用かもしれませんね。

2008 年 3 月 20 日(木)
 休日出勤です。普段は打ち合わせとか書類作成ばっかりで実装作業なんか集中して出来る時間なんかないので、こうゆう日に進めておかないとね。どうでもいいが、雨が鬱陶しいなぁ...。

2008 年 3 月 21 日(金)
 駅の書店で、 をゲッチュして出社。
 今日は打ち合わせが無くて、比較的集中して実装作業が出来た日。ようやくハードのほうも動き出して来たので、来週は加速出来るかな。
 最近見つけた気になるアーティスト。宮原彩(AYA)。透明感があってかつやわらかい歌声が魅力的な女性シンガー。オフィシャルページや、「NEXTMUSIC」というインディーズの曲を扱うサイトで試聴できます
 私のお気に入りの曲は『すべての人へ・・・』。NEXTMUSIC ではいくつかの曲が無料でダウンロードできますので、気になった方は是非ダウンロードして聴いてみて下さい。

2008 年 3 月 22 日(土)
 昼からお出かけ。幕張のアウトレットモール「ガーデンウォ〜ク幕張」で行われるSeanNorth ライブへ。13:00 過ぎに到着。幕張って何年ぶりかなぁ...。記憶してた昔の印象とはかなり違ってる感じがした。
 ライブステージの場所を確認してから、施設内をふらふら。「ガーデンウォ〜ク幕張」内にはいろんなブランドのアウトレット店が入っているが、別に興味無いしなーと思いつつ歩いていたら、Hush Puppies のアウトレット店を発見。ということで、ちょっと物色。まあ、特に買う物は無いんだが、次に靴買うときは選択肢に入れてもいいかなと思った。


 14:00 ライブ 1st ステージ開演。
  1. キャロラン
  2. HIGHWAY LOVERS
  3. MASTER OF LIFE
  4. 夢見るジョニー
  5. ノーチラス
  6. final your song
MC でムーチョさんが「今日は放送記念日です。」といった話を。しかし、特に話題として広がらず(笑)。ライブ自体は 30 分程で終了。
 16:00 2nd ステージ開演。
  1. パラレルワールド
  2. 天国のマーチ
  3. final your song
  4. Lifetime is Ragtime
  5. キャロラン
  6. 七つめの海
  〜アンコール〜 天気もよくて気持ちのいいライブだった (^^) 。


 都内に戻って、梵天で友人等と呑み。22:00 過ぎぐらいまで呑んだかな?

2008 年 3 月 23 日(日)
 不動産屋でアパートの賃貸契約更新。その後、近所のイタリアンレストランでパスタランチ。
 昼飯を済ませた後、お散歩へ。東上線中板橋駅で降りて、石神井川沿いを歩き、板橋の地名の由来となった橋「板橋」から折れて旧中山道を板橋区役所前までテクテク。そこから三田線とJRで池袋へ出て、再び東上線で帰宅。
 石神井川沿いの桜は一分〜二分咲きといったところ。今度の週末頃が見頃かも。満開になった状態を想像しつつアングルとか構図を考えて試し撮りしてみたりしながら、ツラツラ歩いてみた。満開になったら結構見ごたえありそう。


 天気が良くて、上着を着ていなかったのだが汗ばむ程。でも、適度な風もあって気持ちよかった。石神井川沿いは、今日歩いた行程なら写真を撮りながらゆ〜っくり歩いて 1 時間半。往復したら 3 時間程度だろうからちょうどいい感じかな。30 日(日)は桜祭りで屋台も出るそうだから、写真撮りに行くなら 29 日(土)だね。
 帰りは池袋まで出て電車で帰ろうと思い、板橋区役所前から三田線で巣鴨に出たのだが、埼京線の人身事故の影響で山手線の内も外も止まってたり...。さてどうしたもんかと駅前を行きつ戻りつしてたら 30 分程で復旧。
 そういや、駅前の路上で女の子の歌手(の卵?)が一人でサポートスタッフも無しで歌ってた。ルックスや服装はイマドキのアイドル、歌は J-POP なんだけど微妙に演歌調。巣鴨と言う土地柄に合わせたんかね。で、歌の実力の程は...、“もう少しがんばりましょう”かな(苦笑)。

2008 年 3 月 26 日(水)
 「近未来的に進化するエッフェル塔」


うわー、これは邪悪だ。完全にゾンダー化してますな。浄解しなきゃ(ぉ。

2008 年 3 月 27 日(木)
 前日午後に中野区から出した郵便物って、近いと言ってもさすがに翌日午後までに練馬区には届かないんかねぇ。集配のタイミングにもよるか...。明日に期待。

2008 年 3 月 28 日(金)
 宮原彩さんの CD が届いてた。 ということで、さっそく iTunes と iPod に取り込んでヘビロテ。本当に心地の良い歌声だ。

2008 年 3 月 29 日(土)
 朝。病院へ。先月よりはいい感じ。でもちょっと体重増えてた。んー、確かに最近夜中の食事が増えてるもんなぁ...。気をつけないと。
 先週と同じく、写真を撮りながら石神井川沿いを歩く。


石神井川沿いは狭い遊歩道になっており民家やアパートなどがすぐ側まで迫っているため、ビニールシートを広げて宴会などしてる人も少なく、人出はそれなりにあったけど比較的のどかな雰囲気。
 写真的な話をすると、見てる分には奇麗でいいのだけど背景が情緒も何もない近代的な建物とあまりにも日常の生活臭の漂う物々ばかりで川の水もそんなに奇麗ではないので、構図的に非常に工夫しづらいのが難点。
 気付いたら埼京線の高架も過ぎてあと 1km ちょっと歩けば飛鳥山公園や東北本線の王子駅といったあたり。行ってみてもいいかなと思ったけど、雲が多くなって来て陽が翳ってきてしまってたので少し引き返して三田線に乗り巣鴨〜池袋と経由して、力酔へ。
 23:00 過ぎまで呑んで帰宅。

2008 年 3 月 30 日(日)
 近所のシネコンで、「ライラの冒険 黄金の羅針盤」。えーっと、あらすじを書こうとすると結構長くなってしまうので、公式サイトを見てください (^^; 。で、感想だけ。世界観的には、我々の世界と似ていてほんの少し違う世界、という事で序盤はファンタジー色はやや薄い感じがする。映像的には、ごく一部にいかにも“造りもの”的な感じのする CG があったりするが、全体的にはソツなくまとまっていてケチのつけようはない(最近のハリウッド映画全般そうだけど)。ただ、映像的に「おおっ!」といったような驚きはないので、映像的な見所は無い。
 ストーリーに関しては、原作を読んだ訳ではないので映画を観ただけの印象で言えば、子供向けだ。展開も非常に単純で速い。ただ、我々の世界を共通する要素を沢山もってる世界だけあって、我々の社会の持っている“暗”の部分が物語背景に反映されてるような感じはする。深読みしようと思えば色々と深読みできる要素はある。ただ、今作ではどうもあまりその辺りを深く描くつもりはなさそうに思える。それらの要素が続編でどう絡んでくるか楽しみでもある。という意味で、今作は物語の“導入部”に過ぎないのだろうと思う。独立した作品としてみるとちょっと消化不良気味。
 物語にはやや物足りなさを感じるものの、役者陣はすばらしい演技を見せてる。主人公“ライラ”役の少女だが、今作がデビュー作だと言うがとてもそんな風には見えない。脇を固める名優達の中にあってもその存在感は失われておらず堂々とした演技をしている。三十路もとっくに過ぎてるオヤジが 12、3 歳の娘に抱く感想としてはやや変かもしれないが「この娘、かっこいい」と思った。後、中盤から主人公と行動を共にすることになる鎧熊の“イオレク”だが、このクマがかっこいい。なんとも侠気のあるクマだ(笑)。そしてこの熊の声が、「ロード・オブ・ザ・リング」で灰色の魔法使い“ガンダルフ”を演じたイアン・マッケランである。イアンを声だけの役で使うというのはなんとも贅沢だが、この声がまたいい。そして、もう一人。同じく「ロード・オブ・ザ・リング」で白の魔法使い“サルマン”を演じた名優クリストファー・リーがちょい役で出演してる。ちょい役だが、その存在感は大きい。この辺の名優達の演技や声を堪能するためにも是非字幕版で観てほしい作品だ。ほんといいから。劇中のキャラクターで言うと、気球乗りの“ヘスター”がかっこいい。まさに西部劇のカウボーイそのもの。かっこいいジイさんだ。
 全体的な完成度に関してはやや不満もあるものの、登場するキャラクター達やそれを演じる俳優陣も魅力的。ファンタジー映画は半分はキャラクターの魅力に支えられてると言っても過言ではないと思うのだが、そうゆう意味ではこの作品はかなり期待出来る作品ではある。これからこのキャラクター達がどう描かれて行くのか、今後の続編に期待。

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